ずつ受容していったのだ

2015年12月14日

ずつ受容していったのだ

クーは4歳の時、5匹の子猫を産んだ。
皆、希望者にもらわれていったが、1匹だけ我が家に残したのが、まりニャンである。

まりニャンは、我が家で生まれ我が家で育った、世界で唯一の猫。
気性が純良素直で明朗快活、心許せる相手にはとことん懐っこい。
甘え上手で、ほんとうに可愛い。
クーの血を引き、クーの面影を表情に宿す、
私にとっては、かけがえのない宝物のような猫である。

母猫との同居が長かったせいか、いつまでも子猫っぽさが残っていたが、
昨日10歳の誕生日を迎え、さすがに風格が着いてきた。

7歳の春、母猫が彼岸へ旅立った。
まりニャンは、それまで一歩も外へ出たことのない室内猫だったのに、その日以降、毎日外へ出たがるようになった。
家に戻ると、おしゃべりするように盛んに鳴く。
それはまるで、「母猫を探しに行ったけど、今日も会えなかった」と
訴えているようだった。

今年の春、愛犬ハナも亡くなり、長男も家を出て、
我が家は、ガランと寂しくなった迪士尼美語 世界
まりニャンが一身に、家族3人の癒しと和みの役目を、引き受け続けた。

まりニャンは、その役目を立派に果たした。
私は、まりニャンだけで充分だったが、
夫と娘がしきりに寂しがり、子猫を欲しがった。

9歳のうちなら、まりニャンも新入りを受け入れる望みがある。

それで、5月半ばのことだが、生後一ヶ月半のメスの子猫をもらってきた。

そしたらこれが、活発過ぎるほど元気一杯の黒猫だった迪士尼美語 世界

まりニャンは、最初のひと月ほどは、
「フーッ! シャアーッ!」
と怒って寄せ付けなかったが、だんだん慣れてきた。

元々心優しい性格なので、少しずつ受容していったのだろう。

子猫は、首元にほんのり三日月模様があるので、『ルナ』と名付けた。
しかしもっぱら、「黒すけ」とか「ブラックデビル」とか呼ばれている。

まだ2ヶ月なので、手の掛かる時期がしばらく続く。
まりニャンには、苦労をかける迪士尼美語 世界





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Posted by faizao at 15:25│Comments(0)生活
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